WISH LESS galleryでは、日本人コレクター所蔵による、グラフィティアートの巨匠 Req（レック）のアート作品およびDAILY BEATS関連商品を厳選してご紹介いたします。
2012年12月、WISH LESS galleryのスタートと共にReqの個展「TOKYO MUSE」を開催いたしました。その反響は大きく、グラフィティの枠を越えた印象派ペインターとしてのReqが大きく認知されるきっかけとなりました。Reqはその後も進化したスプレーアートを数多く制作し、世界中で多くのファンを魅了し続けています。
DAILY BEATSとは、Reqをチーフディレクターに起用したアパレルブランドです。Tシャツをメインに、キャミソール、帽子、CDなど彼がデザインした一点ものばかりを取り揃えました。
本展は、グラフィティアートの魅力を広めたいというコレクターの熱意によって実現した企画です。古くからReqと親交の深い日本人コレクターの協力のもと、2000年初期に作られたReqのアート作品およびプロダクト商品を一堂に集め展示・販売いたします。さらに「TOKYO MUSE」展示作品も合わせてご紹介いたします。イギリスが生んだスプレーアートの天才、Reqの軌跡をたどる”the DAILY BEATS collection”をぜひお楽しみください。

ささやかなレセプションパーティを行います。※アーティストの来日はございませんのでご了承下さい。

【 PROFILE 】

Req（レック） 1966年ロンドン生まれ。ブライトン在住。
84年よりNYのグラフィティアートの影響を受けスプレーを使いはじめる。
Fatboy Slimことノーマン・クックのバンド「Beats International」のステージペインターを努め世界各地のツアーに同行する。クリスチャン・ディオールの香水「I Love Dior Limited Edition」のパッケージをはじめ、ストリート系など数多くのブランドとのコラボレーションも好評。さらに音楽家としても才能を発揮し、SkintやWarpレコード社から自身でプロデュースした楽曲をリリースしている。スプレーを用いた作品の制作に専念するReqは、近年、成熟した印象派の技法を用いた繊細な美術作品の制作に打ち込んでいる。2012年12月、弊廊にて「TOKYO MUSE」展、翌年12月はロンドン・Cre8 galleryにて個展「LONDON MUSE」を開催し、多くの作品が高く評価される。